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1 「パパの英語、発音悪いよ」
アメリカの現地小学校に通って(?)いて半ば現地人化している子供から、最近よく英語の発音が悪いと言われます。昔、とある日本人の先生から発音のトレーニングをしていただいたことがあって、日本人の苦手なLとR、母音の違い、子音のスピードなど、多少なりとも克服した気になっていました。
話を聞いてみると、リモート会議で"really"をよく"reuhrey"のように発音していているとか。その他にも聞いていて違和感を感じることが多い、などと生意気なことを言っています。これまで英語は通じればOKと、半ば開き直ってきましたが、相手に違和感を与えて続けているとなると、気になります。
2 googleの発音判定サービス
googleに発音判定サービスがあるのをご存じでしょうか。googleの検索画面で How to pronounce <word>
のように入れて検索すると、発音判定ができるようになります。なぜか判定できない単語もあります。
右下の Practice
アイコンを押してマイクに向かって単語を話すとgoogleがあなたの発音を判定してくれます。この例では、私はree-leeと発音すべきところをree-reeと言っているよ、と教えてくれています。LがRに聞こえたという指摘です。
青いスピーカーアイコンを押すと、あなたの発音を聞くことができます。そうかなー、Lの音になっていると思うけど。。。アメリカ式(?)の見慣れない発音記号の右にある黒のスピーカーアイコンを押すとお手本を聞くことが出来ます。
googleの発音判定はかなりシビアで、私は基本単語に多くの駄目出しをされてショックです。通じる発音と正しい発音には大きなギャップがあることを思い知らされました。私の場合はこのreallyとwilliamsがどうしてもOKになりませんでした。多分"will"も駄目なんだと思いますが、この単語は何故かgoogleが判定してくれません。
このサービスの問題は、How to improveを押して見られるアドバイスが大して役に立たないことです。この例のように「LがRに聞こえる」くらいならわかりやすいのですが、例えば i
の音が違うと言われて舌の位置がどうこうと文字で書かれても、それを読んで改善できないのです。アルゴリズムの改善が望まれます。このサービスを使って発音矯正ができるようになれば、日本人の英語の発音も一気に向上できますね。まだベータ版ですが、今後に期待大のサービスです。