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1 Pixel 4が壊れた
これまで使っていたGoogleのPixel 4が突然壊れました。知らない間に電源が落ちて、電源を入れようとしても入りません。しばらく充電しても駄目。ファクトリーリセットを試みても駄目。何の前兆もなく、いきなり壊れるものなんですね。。。まだ数年使うつもりだったのに。
2 次の候補選び
早速、次の候補デバイスを調べました。新しいPixelにするか、iPhone SEにするか。iPhone SEは400ドル台で思ったよりも安かったのですが、iPhone 7から変わらないデザインで古く感じます。画面も小さそう。
私はGoogle Fiに入っているので、Pixel 7 Proが350ドルオフの550ドル(+税)で買えることがわかりました。しかし、来月にはPixel 8が出るようです。モバイルデバイスは会社やその他の2段階認証で多用するので、とてもそれまでは待てません。
よく考えて、モデル末期ですがPixel 7 Proを買うことにしました。128GBで色は白にしました。350ドルオフはGoogle Fiを4ヶ月使い続けることが条件です。4ヶ月なら良心的でしょう。壊れた日の午後には注文しました。
3 セットアップ
3.1 到着
4日後、当初の見通しよりも数時間遅れてFedexで新しいPixelが届きました。早速セットアップに取り掛かります。古いPixel 4からSIMを取り出し、Pixel 7 Proに入れ直します。eSIMにしておけばよかったでしょうか。
電源を入れ、Wifiのパスワードを入れます。しばらくして、Google Fiのアクティベーションの画面で進まなくなりました。大抵は1,2分で終わると画面に出ているのに、5〜10分待ってもそのままです。仕方がないので一旦リブートしましたが、同じところで進まなくなります。
SIMを抜いたり、いったんアクティベーションをスキップして初期設定を終わらせてから再度アクティベートしようとしたりしましたが、うまくいきません。
3.2 サポートに連絡
Google Fiのサポートとチャットしてみました。どこで買ったデバイスかを聞かれました。あなたのところで買ったんですけど! Google Fiアプリのキャッシュとストレージをクリアしたり、別のデバイスで画面写真を撮って送ったり、ファクトリーリセットしたり、いろいろと試しましたがダメです。
アクティベーションの画面をずっと放置すると、10〜15分くらいしてエラーコードT211と共に失敗画面に遷移することに気が付きました。エラーコードで検索すると このページ が見つかりました。意外とよくある問題のようです。
サポートは断念し、エスカレーションするからメールを待てと言われました。うーん、Google Fiの(Pixelデバイス間のみ?)移行で起きがちな問題についてマニュアルが用意されていないのだろうか。。。
3.3 自力で解決
先程のページに載っていたことを試してみます。Google Fiアプリをアップデートし、アプリのキャッシュとストレージをクリアして、念のためにデバイスをリブートします。
そして再度Google Fiアプリをオープンしたところ、アクティベーションがうまくいきました。なんだ、アプリのバージョンが古かったのか。。。これを解決できないサポートって。。。
4 アプリを入れる
4.1 Pikmin Bloom
最初に入れたのはPikmin Bloomでした。生年月日を入れ、googleのアカウントを指定したところ、無事にデータが復元できました。クラウドって素晴らしい。
Googleのアカウントの認証で、iPad上のYoutubeアプリを開くことを求められました。なる程、そんなつながりが。。。
4.2 Authy
2段階認証アプリです。メモしておいたパスワードを使った復旧しましたが、Authyアプリの入ったMacから2段階認証をしました。これが入ったところで、DropBoxも入れられました。
4.3 LINE
LINEのバックアップは取った記憶がなかったのですが、やはりバックアップがありませんでした。ヒストリーが全部消えてしまいました。アドレス帳に残っていたチャネルだけ、ほぼ空の状態で復旧されました。クラウドストレージへのバックアップ設定をしておけばよかったです。
4.4 FirefoxとAdGuard
これらは復旧せずに、新規インストールしました。
4.5 Okta Verify
会社のVPNやサービスにつなぐための2段階認証アプリです。これが無いと仕事になりません。 Pixel 4が壊れたときに会社のヘルプデスクに泣きついたところ、他のモバイルデバイスが必要と言われて、臨時で家族のiPhoneにOkta Verifyを入れる羽目になりました。メールでの認証が無いとは。。。
家族iPhoneのOkta Verifyを無効にし、Pixel 7 Proで新たに有効にしました。この4日間、ものすごく不便でした。いちいち家族のiPhoneを借りなくてはならないので。
4.6 Zoiper
日本の電話番号を保持していないといろいろと不便なので、SmartalkのIP電話(050)を契約しています。Smartalkは月額無料なのですが、使用料は若干高めで、新規会員募集は停止されています。
設定しても何故か使えず、認証がタイムアウトしてしまいます。試行錯誤しましたが、アプリを再インストールしたら何故かすんなりと認証されました。何だったんだろう。。。
ネット上ではGrandstream Wave (Lite)の評判が良かったのですが、設定がうまくいきませんでした。Google Play Storeでの評判が極めて悪かったので、よく似た別アプリをインストールしたのかもしれません。 DMMモバイルには月に1200-1300円も支払っているのですが、さすがに高いので、もっと安いところに変えたいと思っています。povo2.0かHISモバイル、日本通信SIMあたりが良さそう。。。なのですが、現在、手元に身元証明で使う日本の運転免許証が無いため、来年の一時帰国までお預けです。
5 デュアルSIM化
日本の電話番号でSMSを使うために、いちいちDMMモバイルのSIMと入れ替えるのは面倒なので、デュアルSIM化をすることにしました。
Google FiのSIMアクティベートでいろいろと試行錯誤したせいか、FiのeSIMはすでにデバイスにダウンロードされていました。Fiアプリのキャッシュとストレージを消し、電源を落として物理SIMを抜きました。電源を入れてFiアプリを開いたところ、何回かNextボタンを押したくらいでeSIMでFiが使えてしまいました。ちなみにGoogle FiではeSIM、物理SIM間の移行で手数料等はかかりません。
再び電源を落とし、DMMモバイルのSIMを入れて起動したら、特になにもせずにデュアルSIMで使えました。この状態でDMMモバイル番号でのSMSが使えます。Fi側での通話やデータ通信、SMSの使用も問題ありません。デュアルSIMだとバッテリー消費が大きいようなので、普段はDMMモバイルのSIMをdisableにしておくことにします。
6 Pixel 8 Proについて
最後に、Pixel 8 Proの良いところと悪いところを少し書いておきます。
良いところ:
- 指紋認証が高速で便利。本体背面でできればなお良かったのですが。
- Pikmin Bloomが軽い(Pixel 4比)
悪いところ:
- Googleフォトへの写真バックアップが有料になった(Pixel 4は無料)
- やや大きすぎる
- 音が悪い(気がする)
次に壊れたら、iPhoneに戻ろうかなぁ。5S以来です。日本ではiPhone 15が140,800(税込み)〜もするのですね。アメリカでは$799(税抜き)〜みたいです。また円安が進んでいますね。