これまで私はレポジトリのREADMEをわざわざ慣れないマークダウン記法で書いていましたが、なんと、githubは README.org ファイルを作成すればレンダリングして表示してくれるという うれしい情報 を見つけました。(yasuykさんありがとうございます!)

そして、READMEだけでなく、レポジトリに置いた他の *.org ファイルもレンダリングして表示してくれるようです。

orgファイルのレンダリング例:

更に、githubは2019年からプライベートレポジトリの作成を 無制限に無償化していた ようです。私はgithubに複数レポジトリを持って、ブログもgithub pagesで公開していましたが、このことは知りませんでした。これはありがたい変更です。

レポジトリ作成の際に、publicでなくprivateを選択します。gitlabでも同様ですね。

普通のgithubレポジトリなので、もちろん複数デバイスでの閲覧、変更が可能です。githubに同じアカウントでサインインするだけです。

特に複数PCで編集するには、2台目以降のPCにおいてgit cloneするだけなのでとても使い勝手が良いです。githubではgitでのパスワード認証が廃止されているので、パーソナルアクセストークンを生成して、これをパスワードの代わりに使用する必要があります。

gitlabでも同様ですが、個人モバイルデバイスからオフィスのgitlabにアクセスすることはあまり無いかもしれません。

私のgithub pagesのブログは静的サイトジェネレーターのPelicanを使っていますが、だいぶ記事がたまってきたせいか、コンパイルに1分以上かかるようになっています。

githubがorgファイルのレンダリングをしてくれるので、レポジトリにorgファイルのままgit pushするだけで済みます。毎回プッシュのたびに1分時間が節約できるのは、大きなメリットです。

githubではご存知のように、レポジトリのトップページにREADMEファイルをレンダリングして表示します。パーソナルWikiのトップページとして、README.orgに各orgファイル(=メモ)へのリンクを貼っておくことで、使い勝手が良くなると思います。

パーソナルWikiトップページ:

現在、手動でREADME.orgを作成して各記事へのリンクを貼っています。自動で作成してくれるともっとよいのですが、既に先人が作っているような気もするので、うまい方法がないか探してみたいと思います。

追記: → 探しても見つからなかったので、 Pythonスクリプト を自作しました。