Daydreaming in Brookline, MA

MacBookが新しくなりました

1 MacBookが新しくなりなした

会社支給のMacBook Pro 15インチの調子がまた悪くなりました。夏に立ち上がらなくなってAppleストアに持ち込み、マザーボードを交換したばかりですが、今度はバッテリーです。ここしばらくバッテリー容量低下のWarningが出ていたので気になっていたのですが、バッテリーで使っていると15分も使っていないのにバッテリー残量が無いためにシャットダウンする、と言ってVMをサスペンドするようになりました。

ノートPCでバッテリー使用できないのは不便なので会社に修理を依頼したところ、すでに保証が切れていることから交換することになりました。M1 MacBook Pro 16インチの在庫があり、それを送ってもらいました。

2 M1 MacBook Pro 16インチ

早速3日くらいでアパートにとどきました。これまで使っていた15インチ版と比べて、大きく重くなりました。普段から持ち運ぶには重すぎるように思います。これまでのバタフライキーボードはいまいちでしたが、今回のキーボードはとてもタイプしやすいです。

同じMacBook Proへの交換ですが、インテルからM1にCPUが変わったのが地味に大きいです。これまでVirtualBoxでRocky Linuxを入れて個人メールなどをVM内に置いていたのですが、最近M1/M2対応したVirtualBox 7は遅いらしいので、代わりにUTM(+今度はARM版のAlmaLinux)を使うことにしました。UTM自体はこなれていて、簡単に使えるようになりました。ネットワーク周りがデフォルトのままでは動かず、ブリッジモードに変更する必要がありました。VMのためにIPアドレスを一つ余計に使ってしまいますが、ホストであるmacOSからのアクセスはポートフォワーディングしなくて済むためにかえって楽になりました。

2.1 UTMの問題(3/17/2023追記)

しばらく使ってみて、UTMの問題が色々見えてきました。ホストであるMacBookがスリープからレジュームした際に時間がずれたままなため、 sudo systemctl restart chronyd がたびたび必要になることと、やはりレジューム後にネットワークが機能しないことがあり、その際、trampでVM内のファイルを編集しているとemacsが固まってしまうことです。こうなると sudo systemd restart NetworkManager しても復活せず、仕方なくVMをリブートしています。

ネットワークをブリッジモードにするとホストであるMacからゲストのLinuxにアクセスする際にゲストにアサインされるIPアドレスを使用します。ゲストのIPアドレスはWifiルーターで固定しているので自宅にいる時はいいのですが、オフィスに持っていくとIPアドレスが変わってしまい、ゲストにsshアクセスできなくなってしまいます。このため、Emulated VLANモードを設定しようと試みたのですが、どうもうまくホストからゲストにsshアクセスできません。m1 Macでは動かないのでしょうか。。。

更にゲストでWebサーバーを動かした場合、なぜかホストのブラウザーからアクセスできません。ゲスト上のブラウザーからはアクセスできますし、ゲスト上でtcpdumpで見てみると、ホストからブラウザーでアクセスしようとしたときに、指定ポートにパケットが来ていることまで確認できました。こちらも何がいけないのかわかりません。

あと、VirtualBoxで便利に使っていたスナップショットがUTMには無いようです。これは地味に痛い。

また、これは我慢できる範囲の制限ですが、画面サイズの変更が自由にできません。こうやって見てみると、VirtualBoxはよくできていたんだなぁ。

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