Daydreaming in Brookline, MA

車をメンテナンスに出す

1 はじめに

アメリカは車社会で、車はほぼ必須です。駐在になった時に中古の Mini Clubman Cooper S All4 F54を買ったのですが、年に一度、定期メンテナンスに出しています。

2 車の維持

日本にいたときは新車をディーラーから買っていたこともあって、メンテナンスもディーラーに任せきりでした。購入時にメンテナンスパッケージを延長込みで付けていました。

アメリカでは車検の制度が無いのが楽ですが、そのぶん、自己責任で車のメンテナンスをします。基本的には予防保守で定期的にパーツを交換し、より大きな故障(=修理代が高い)につながらないようにすることが一般的です。ディーラーはアメリカでも高く付くので、私は yelp.com という口コミサイトで良さそうなメンテナンス工場を探して、そこにお願いしています。

3 メンテナンス工場

私が選んだのは、BMW, Porsche, Mini専門の German Performamce Service という工場です。Yelpの評判が良かったし、工賃がWebサイトに明記され、安価なOEMパーツを使うと宣言しているところが気に入りました。日本車の様にはいかないと思いますが、なるべく安くあげたいですからね。

ここの工場は無骨なエンジニア集団という雰囲気で、商売っ気があまり無いところも気に入っています。メールのやり取りは若干愛想が悪いところもありますが、やりとりに正直さを感じます。1ヶ月前に予約のメールを出したら、予約がいっぱいとのことで、更に半月待ちました。

4 車を預ける

朝8:30に来いと言われたので、通勤渋滞の中、持っていきます。キーを渡して、いつ頃終わる見通しか聞いたところ、「作業自体は1,2時間だが、順番があるのでわからない。終わったらTelする。」と言われました。待つのはあきらめ、大雨の降る中、いったんアパートに帰って仕事をすることにしました。

Uberのアプリを見ると、3マイルしか離れていないのに$40〜50ドルもします。まじですか。困りました。アメリカは困っている人につけ込んで金儲けする人たちが多く、それを「需要と供給」と呼んで正当化しています。(後ほど雨が止んだ後でもう一度チェックしたら$10強まで価格が下がっていました。。。)

そこで、雨の中バス停まで15分歩いて、バスを使って帰りました。靴と靴下がびしょ濡れになりましたが、$1.70で済みました。

5 メンテナンス

午後3時くらいにメンテナンス工場から電話がかかってきました。終わったのかと思ったら、ブレーキが減っているが交換するか、という確認でした。交換パーツの値段が$800弱もかかると言われて一瞬ひるみましたが、交換をお願いしました。

その後、4時半過ぎても終わったという連絡が来ません。こちらから電話しても留守録が出ます。営業時間が5時半までなので、そろそろ、それまでに取りに行くことができなくなります。

5時15分になって「終わった」という電話が来ました。今からでは絶対に間に合いません。仕方なく、翌朝に取りに行くことでお願いしました。

6 車を取りに行く

$1.70で行けることがわかったので、朝イチでバスに乗って工場に行きました。もちろんバス停からは15分歩きましたが、爽やかに晴れている朝の散歩としてはいい距離です。

工場に着き、メンテナンスの明細をもらいました。工賃、税金込で$1200弱で済みました。前のオーナー分も含めて5年弱、55000キロ(34400マイル)乗っていることを考えると、妥当でしょうか。バッテリー交換が無かったので安く上がりましたかね。また1年お世話になります。