Table of Contents
1 はじめに
Rogue+Wizライクなゲーム(DL - Daemon Lord)を作るプロジェクトの11回目です。
githubでコードを 公開 しています。MacとLinuxで動作確認していますが、Windowsは未検証です。(いちおうWindows用のコードは入れてみました)
2 アルファ版リリース
一通り実装が終わり、ゲームを通しでプレイして致命的なバグが出ないようになってきたので、アルファ版をリリースしました。zen tetrisを作った時と同じようにpygameに登録して(pygame使っていませんが、それでもいいらしいので)、twitterでつぶやいただけなので、誰か見てくれるのか分かりません。
そもそも30〜40年前のゲームのリメイクなので、需要がほぼゼロだとは思います。まあ、Pythonの勉強という意味では役に立ったのでいいでしょう。不足していた実践経験を少し補うことはできたと思います。
3 issuesをgithubで管理
バグなどの問題点管理をgithub上でするようにしました。自分でissue登録して自分でfix、closeしていくだけなので少し寂しい感じです。前近代的にexcelでバグ管理するよりは、職場で使っているjiraに近くていい感じです。
4 開発での経験
4.1 学んだこと
Pythonで用意されているlist, tuple, dict, namedtuple, enumなどのデータ構造にだいぶ慣れました。setは重複排除できるだけの使いにくい(順番が変わるので)listといった印象で、ほとんど使いませんでした。list comprehensionやgenerator expressionの便利さに感動しました。walrus expression(:=
)は結構微妙でした。うまく使っても1,2行減るくらいで、可読性が上がるわけでもないので。
4.2 まだまだなこと
クラスの設計が下手だと思います。後から様々なフラグアトリビュートを追加して複雑になる傾向がありました。今回はリアルタイムキースキャン以外はほぼ標準ライブラリのみのため、サードパーティーライブラリの使用スキルも身についていません。
きちんとしたプロジェクトでは致命的と思いますが、今回はユニットテストを全くしませんでした。作ったきり、一度も通っていないコードパスが結構残っていそうです。
5 次は、、
バグが見つかったら直して、というようにペースを落として開発継続していくつもりです。